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対話書簡 : 2014.03.04[Tue]

新しい対話書簡始まりました。
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2013年5月28日 : 2013.05.28[Tue]

世津子様



散歩の始まり


歩き出してみました。

久子






散歩というより私は急いでいました。

Setsuko




新しいプロジェクト // COMMENT[-] // TRACKBACK[0] // Top

風刺の風景? : 2013.02.21[Thu]

ちいさなソーラー2


世津子様

こちらではこのごろ節電について以前程言われなくなった感じがします。あの『計画停電』のばからしさはともかく、安全でクリーンなエネルギーがやっぱりあるものね、といった気分がまた浸透している感じがします。

原発を止めるためには節電もさることながら再生可能エネルギーの可能性について現実的になっていかなければならないと思います。

大きなビルの谷間にちいさなおうちがあって、小さなソーラーパネルがしつらえてあったのでした。
ビルの谷間だからそんなにたくさんの太陽光は注がないだろうし、そのサイズではどれくらいかしらと思ってしまいます。そして、小さなお家のファサードには電気を無駄使いする自動販売機がはめ込まれているのでした。

現代日本の電力事情を、身をもって風刺しているようで。

久子



久子さん、

なんとも奇妙な住宅ですね。
古い建物にアルミを着せてあるのだろうか?
門にぶる下がっているかしいだ長方形はなんだろうか?
門の足元に落ちているのはなんだろうか?
いろいろ気になります。
このソーラーパネルでどんなものを動かせるのかな?
まさかこの自販機を動かせるということも無いでしょうが、これからどんどん改良された太陽電池が出てくるでしょう。また、家電やこの自販機ような機器の省エネ化も進むべきですよね。
省エネの技術開発は進んでいても、いろいろ立ちはだかる壁のおかげでうまく市場に出ないという話を聞いたこともあります。そういう事も
新エネルギー、本当の意味でのクリーンエネルギーがうまく稼動するように期待したいものです。

世津子
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冬の風物 : 2013.02.21[Thu]

冬の風物


世津子様

ご無沙汰しています。お元気でいらっしゃいますか?

立春はとうに過ぎ二月ももうじき終わりそうなのにまだまだ寒い毎日です。
ドイツの冬は、私が住む日本の太平洋側とは全く違う光と気温なんだなと、ときおり別のメディアであなたが見せてくださっている画像からあらためて実感しているこのごろです。

冬の風物と言ってもいろんなものがあるのだけれど、ちょっと楽しい自販機に出会ってしまったので、お届けしてみます。
(缶入りしるこのプルタブをあけないでストーブの上で温めて、飲もうとした時にとんでもない結末が待っていた、、というエピソードがあります。)

暖かくなりますように。

久子




久子様


お久しぶりです。

日本で自販機にお汁粉を見つけて面白いなと思ったものです。
そして浜岡原発のヴィジターセンターに立ち寄った時にお汁粉を買った記憶があります。
写真の中に手を伸ばしてお汁粉缶を取ってこられるならいいのにと思いました。
何しろまだ雪が降っています。
暖かさに惹かれます。

お汁粉が食べたくなったので小豆を煮ようと思いつきました。
日本の小豆と違って固いのですが、ADUKIという名前で売られています。

Adukiと書くとなんだか日本語ではないような感じがしませんか?


世津子




世津子様

お汁粉おいしくできましたか?

そちらにも小豆は売られているのですね。Adukiは『あどぅき』と発音するのでしょうか?こちらでは国産か中国産しかありませんが、『あどぅき』はどこの国のものかしら。

『突然海外赴任決定、でもこの食べ物がない国には行きたくない、あなたにとってそれは?』という質問。
お米はそうなんだけどそのつぎは小豆かもしれません。

久子



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産業遺産 : 2012.10.03[Wed]




久子様


今日はあまり良い空模様ではなかったのですが、新しい運動靴が届いたので試しに少し畑の周りを歩いてきました。
ほんの一回りでしたが気持ちがすっきりしました。

今日はエッセン市にあるZollvereinの中の一つの建物の中の写真を送ります。
このZollvereienは炭鉱業遺産群で世界遺産に指定されていて、さまざまな文化的目的に利用されています。
今年はルール・トリエンナーレと言う文化フェスティヴァルがありましたが、この建物内でも素晴らしいヴィデオインスタレーションが設置されていました。

また炭鉱博物館の展示も大変興味のあるものでした。過酷な環境で働いていた炭鉱夫の肺など怖くなるような展示もありました。

そんな展示を見学しながら、思いは日本の原子力発電事故へと向かってゆきました。
エネルギーを得る為の苦労や犠牲はどんなところにもありますが、炭鉱や火力発電所は廃止後、このように文化の発信地として新しくよみがえる事ができます。
しかしウラン鉱跡や原子力発電所はそういうわけには行きません。その上は危険な廃棄物が何処に保管するかもわからぬままに増え続ける事実。限りある化石燃料に頼り、脱原発は非現実的であると言う人もいますが、それならば捨て場の無い、誰も引き取りたくない危険な塵を垂れ流しにする原発は現実的でしょうか?

炭鉱業産業遺産の再復活を眺めながらしばらく心は遠い日本へ向いていました。

来月私は日本に出発します。


世津子




世津子様

すっかりお返事が遅くなりました。ごめんなさい。
新しい運動靴はもう足に馴染んだ頃でしょうか。今日もその靴であちこち出かけているのでしょうか。

さて、炭鉱業遺産の建物の写真の美しさに見入ってしまいました。素晴らしい空間ですね。どんなヴィデオインスタレーションが設置されていたのでしょう。すごくかっこ良かったのでは。

どんな建物にもそれぞれの歴史とものがたりがあって、この建物にもそれがあり、産業の近代化を底辺から支えたあともこうして文化施設として新しいお話がまた始まっているのですね。いろんなことを想像しました。

例えばナチスの強制収容所でさえも若い人たちに過去の過ちを伝える施設にはなり得ている事を思えば、あなたの言う通り、原子力発電所は未来に向けたベクトルの中で何も生産的な物語りを生み出し得ない建物なのだと思い知ります。だからこそ、今あるものですべてを終了していかなければなりませんね。

でも世津子さん、大丈夫。ともかく日本に帰って来てみてください。

がんばらなきゃいけない現実はあるけれど希望もたくさんありますよ。

あなたとの再会を心待ちにしています。

久子






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時間 : 2012.09.30[Sun]




久子様

今日は秋らしい景色の中を少し歩きました。
冬に向かう秋は好きな季節です。

本を読んでいます。
ページをめくるときにカサッ、カラッと言うような音が耳に入ります。


静かな時間、穏やかな時を送りたい(贈りたい)と思います。




世津子




詩集の表紙


世津子様

静かな、というよりは密やかな読書の時間を受け取りました。どうもありがとう。
あたりには何もない何も聞こえない、あるのは静寂だけなのでしょう。
とても羨ましく思います。

このごろ少し体調を崩しているのですが、お医者にはストレスでしょうと言われています。
そう言われても何がストレスなのかわかりませんが、TVやPCから否応なく眼に飛び込み耳に入って来てしまう情報や、書き込むだけで読ませてしまう読まされてしまうシステムなどから離れてみたらどうなのかなとちょっとの間思っていました。
でもPCとインターネットのおかげでこうしてお手紙のやり取りができているのも一方の事実ですね。

静かな気持ちになれた詩集を読みました。

美しいもの。それがなによりいちばん好きです。

久子





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私書箱 : 2012.09.17[Mon]

写真-1

世津子様

こんにちは。9月後半ともなると、残暑といってももう涼しい風が吹いているこのごろです。
お変わりありませんか?

昨日、不在配達郵便を受け取りに、自宅から車で10分程の大きな郵便局に行きました。
ここに来るといつもこの『私書箱』の壁が気になります。

私書箱。

自宅住所を知らせなくても、この郵便局のこの私書箱に郵便を送ってもらう事が可能なんですよね。
推理小説の道具に使われそうな感じもして、子どもの頃からずっと関心があります。中に何が入っているんだろう。
この私書箱の鍵を開けて中身を取り出しているシーンをまだみたことがありません。どれくらいの人が使っているんでしょう?

私書箱を持ってみたい。そう思いませんか?

わたしたち、私書箱を持ちませんか?

いえ、私書箱のような何かでもいいのです。
家族と同じ住所に家族宛のものと一緒に届く郵便ではない特別な郵便を受け取る工夫ってしてみたいです。

久子




久子様

あなたの写真を見たときに私の頭に浮かんだ気持ち。

私の頭の中はどうやらシンプルにできていると言う事なのかどうか、数字が並んでいるのを見ると楽しくなります。なぜだかわかりません。
まして箱状のものがきっちり積まれていたり並んでいたりするのを見るとうれしくなります。港で色とりどりのコンテナが並んでいるのを見るのも好きです。
失礼、話が飛んでも無い方向に急カーブしてゆきそうでした。

(ちなみに”私書箱”という言葉はなかなか良い響きに思えます)

あなたはあなただけに繋がるチャンネルを持ちたいのでしょうか?

私たちは”私書箱”をもうすでに持ってはいませんか?


今日は雲は多い空ながらも、太陽が時々すっと差し込んできます。
空の明暗に自分の気分も揺れている。

今日も元気に過ごせますように。


世津子
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金曜日の夕方 : 2012.09.15[Sat]

金曜日の夕方

世津子様

金曜日が来るたびに、かすかに胸が痛みます。
何も直接行動をしていないこと、してこなかったことに対して。

今日も官邸前は人がいっぱいなのでしょうか。
せめて私は、静岡市の青葉公園まで行くべきではないのでしょうか。

そんなことを思いながら、アトリエから佐鳴湖まで歩きました。
もちろん何かの示威行為になりうるはずはありません。

思わないより思った方がずっとまし、というのは本当でしょうか?
何もしないなら思っていても思っていなくても同じだという人の方が正しい気がします。

それでも思わずにはいられない金曜日の夕方です。

あなたは?

久子




久子様


”何もしないなら思っていても思っていなくても同じだと言う人のほうが正しい”のでしょうか?

正しいか正しくないか?
それに何の意味があるのでしょうか?
そしてそれはデモの中に混ざると言う事で解決する事なのでしょうか?

何が正しいか正しくないか?
それは私には残念ながらわかりません。

問題にどう向き合うべきかは多分幾通りもあるのだと思います。
それがはっきりしないから、何をしたら良いのかわからず困惑してしまうのです。

できないときには痛い胸を抱えてすごせばいい。
できるときには声を上げればいい。

あなたの言葉を読んで、私はそんな事を考えていました。


世津子
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一年半 : 2012.09.12[Wed]

一年半




世津子様

ごぶさたしてしまいました。お元気でいらっしゃいますか?
こちらは、残暑厳しいとはいえ秋の風が吹き始めました。

昨日であの日から一年半がたちました。メディアはいろいろと伝えています。今頃そんなことが報道されるの?ということやまだそれは変わっていないの?ということや、いろんなことです。

ひまわりが放射性物質を吸収するということからNO NUKESのメタファーになっていたこともありました。今はどうなんでしょうね。枯れた向日葵の前で立ち止まってしまったわたしです。

一年半後の空。浜松より。

久子




久子様

ごめんなさいお返事が遅くなりました。
こちらはすっかり秋です。肌寒い毎日です。
木々も色づき始めました。

相変わらず毎朝インターネットに流れる日本の情報を掬い取る作業をやめる事ができません。
今まで思った事を此処に書き連ねることはできません。多分爆発してしまいそうです。
短い時間で自然に解決できる事ではないことが、ますますわかってきますね。
これからずっと計測しながら臨機応変に対応して生きてゆかねばならない人々がたくさんいると言う事。
それは他人事ですまない事など繰り返し頭の中で振り子の様にゆれています。

今私にできる事は”微塵”な物でしかありませんが、
兎にも角にも、考える事知る事をやめずにいようと思います。

追伸

残念ながらひまわりや菜の花の除洗効果は無いようですが、あらゆる方法を兎に角試すしかないのでしょう。
効果のある除洗方法が見つかる事を祈るばかりです。



世津子
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5月20日:視点の移動 : 2012.05.20[Sun]



先日オランダのハーレムと言う街に行きました。中世の面影がいまだ色濃く残る街には水路が走りいろいろな稼動橋が動くのを眺めているだけでもしばらく楽しめます。
ハーレムにはテイラー博物館へ行くことが目的でした。
写真はその街の水路に移った街並みを切り取ったものです。なんだかシュールリアリスティックな空間にみえませんか?
このゆがんだ窓の向こうにはゆがんだ壁や波打つ床があって植物が渦を巻くように活けられぐるぐる回る本のページから文字が飛び出してソファーに埋まった老婆が虫眼鏡でその文字を掬いとる。なあんてね。
写真は上下をさかさまにしました。視点を動かすと受ける印象が変わるものです。


世津子




世津子様

パソコンをたちあげてブログに行くと、ゆっくりと画像が上から見えて来ました。

え!?

建物がぐにゃぐにゃだ、窓が歪んでる、、、次第にゆっくりと下の方まであらわれてきました。

え~ん。とうとう私のMacは壊れてしまったんだ、不調続きではあったけれど、画像がこんなに歪んでしまうんじゃもうおしまいだ、、。

そう思っていたところにあなたの文章が出て来てすべてが明らかになりました。PC不調で画像の表示に時間がかかり、ますますシュールな体験が出来たというものです。それでは私もと、この二日ほどカメラをもってウロウロしてみたもののこんなシュールには出会えなかった。

ところで、その老婆は虫眼鏡で掬った文字を大鍋で煮込み、鍋から煙があがるとこんな風に唱えました。

『     ということばを言ったものはその場で倒れて死んでしまえ!』

さて。


久子





久子様



「  」といってしまった老婆はその場に倒れてパタパタとほんのページに取り込まれてしまいました。とさ。。。

久子さんの見た老婆は魔女だったのですね。

私は虫眼鏡で文字を掬って賢明にほんのページに戻そうとしている老婆を見ました。必死で文字を追いかけててんてこ舞いしています。
面白いな。

世津子



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5月19日 ともだち : 2012.05.19[Sat]

5月19日

世津子様

ともだちのいない女の子がともだちを作るための3ステップというのがあるそうです。

♯1 動物のともだちをつくる
♯2 年上のともだちをつくる
♯3 同じくらいの年のともだちをつくる

ところで、愛情の格付けがもしもあるとしたら、友情は私の中では最高位です。
親子の愛は、生物的な結びつきが根拠になってるから本能みたいだし、夫婦とか恋人となると、そこにフィジカルな要素も生まれてわかりにくい、いちばん純粋な愛はやはり友情ではないかと。

わたしのともだち(♯1)を紹介します。やむおえず主従関係が生じる事もあるにはありますが、ともだちなんです。

20120519友達

久子




久子様

友達を作るための3ステップ。 なんだかちょっと私にはこのステップに付いてよくわからないところがあります。

友達という言葉にはときにややこしいものがついてくることがあって、使い方にこだわることがあります。
でも、今日はそれについて話すつもりで書き始めたのではありません。
久子さんの言葉を読んでいて思い出したボナールの言葉があります。
「恋愛は人を強くすると同時に弱くするが友情は人を強くするばかりだ」
彼がどんなときにつぶやいたものだか? 
ボナールは友情についてたびたび思索していたようですね。

久子さんの♯1ですか。
かわいいね。
何を見ていたのだろう?

私の棲家には水亀の次郎が住んでいますが、彼女に考えていることはいつも不明です。
でも、見ていると非常に和みます。


1_20120520182630.jpg


世津子




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5月16日:隙間植物園 : 2012.05.16[Wed]




久子様

タンポポ、オダマキ、ひなげし、蓼、ヤナギラン、ボリジ、月見草、ツタバウンラン、ハコベ、グラウンドアイビー、ニオイアラセイトウ、金盞花。
今年はテラスの敷石の隙間にこれだけの植物が芽吹き育っています。そのすごい生命力には目を見張ります。
オダマキは大きな株になってたくさんの立派な花を咲かせ、ひなげしの蕾も徐々に膨らみ始めてます。
テラスの下には土が無いので大した栄養分も無くその吹き溜まったわずかな土に根を張って雨を受けて生きている。
決して環境の良いとは言えない場所でも少しの取り掛かりがあれば、自分自身のポテンシャルで発芽し成長し種を結ぶことができるのですね。
去年の風が蒔いた種でできた、極小さな植物園です。


世津子




世津子様

私も、隙間の植物達にはいつも勇気づけられています。けなげで、つつましく、そしてひたむきだからです。

それにしても、隙間に植物園。なんて楽しいのでしょう。

おうむ返しのようですが、わたしも隙間の彼らを送ります。でもみなさん、名前もしらずにごめんなさい。

すきま-2


すきまー3


すきま-2


久子





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デッサン : 2012.05.13[Sun]

2012デッサン


世津子様

とても古典的なテーマなのですが、最近考えている事なので書いてみます。

デッサン力は、必要なのでしょうか?

美大で習った事を忘れるのに10年かかった、と言っている人がいます。
実際私も、デッサン力がなくたって描きたいもの、伝えたい事があって、それを表現する情熱とエネルギーがあればいいのだと思って来たふしがあります。

でも。

本当はデッサン力はあった方が表現したいものが表現したいとおりに表現できるのではないかと思うことがあります。

うまければいいということではないし、うまくてもいやらしい絵はたくさんあることは知っています。

そのうえでの話なのですが。

久子




久子様


デッサン力が必要かどうか?
そのデッサン力とはいったい何を指しているのでしょうか?
常に必ず必要であることは無いとは思います。が、デッサン力が無ければ表現したくともできないものがあるのだとおもいます。
昔、日本の画廊で画家たちが仲間の個展の絵を見ながら「彼のデッサンは落ちたね。。。」といいあっているのを見聞きしたことがあったのを思い出しました。 その時私は彼らの会話に疑問を持ったので良くその時のことを覚えています。 私にはその時、その作品に関して、それはどうでもいいことのように思えたのです。

デッサン力は道具です。
場合によっては運良く必要が無いこともあると思います。それを持っているからといってよい作品が出来上がるというものとは違うと思っています。
そしてどんなに優れた道具であっても、使わず手入れをしなければさび付いてしまうものでもあります。


しかしデッサン力という言葉の定義が本質をつかむ力をも含むとしたら、やはり必要だということになります。




今回返信する写真はありません。

世津子






スレッド:アート・デザイン // ジャンル:学問・文化・芸術
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5月11日 : 2012.05.11[Fri]

展覧会


久子様

今日は展覧会の展示について書いてみようと思います。作品について。。。ではなくて展示中に思ったことです。
まず今晩19時から、2人展のオープニングがあります。 昨日私は友人の手助けを受けながら、搬入し展示を終えました。展示場で働く設備管理人は両腕に刺青を一杯入れた若い男性で、強面でしたがなかなか親切な人です。
さて、床に丁度目地があることで、割合楽に場所も決まり、あっという間に終えることができました。
木箱の中にはテキスト、写真、オブジェが隠れています。ガラス板をはめ込みその上に松の樹皮ダストが敷き詰められると、中身は見えなくなりますが指でそっとかき分けると中身の一部が現れます。それは”記憶”に似ています。
私の繭玉や、のぞき玉という作品にも共通する”覗く”作品なのです。
松の樹皮ダストはとてもよい香りがします。 私の木箱に納まる前にはどこで生きていた松の木なのだろうか? などと松の林を思い浮かべながらその中に手を入れて香りを吸い込みました。 何かを思い出しそうな気分でした。 香りにもたくさんの記憶を詰めることができますね? でも、それが取り出せなくて、今日ももどかしい思いでいます。 
搬入前に展示状況を熟考しスケッチを作りますが、いざその段になると”勢い”というものがあって、勢いに押されてバリバリと進めてしまいます。 この展示スペースはある建物のエントランスです。
展示をすることは、その場所との対話なのかもしれません。対話はうまく行くこともあり、話が行き違うこともありますが、わかりあう努力はここでも必要なのだと思うのです。

世津子




世津子様

まずは展示完了おめでとうございます。

搬入と設置が終わるという事は、展覧会の八割が終わったことと同じではないかといつも思います。それだけ搬入は大切なことなのに、搬入と設置自体についての記録をことばで残していないことはとても多いですね。
だから、手紙を書きながら何かを確かめているらしい世津子さんそのものに共感をおぼえました。

今回もまた、覗く事を促す作品ですね。素材が樹皮ダストということですが、読んでいるだけでも、指先がむずむずしてくる、すごく触れたくなる物質です。触りながら覗き、思い出したり、確かめたりしながら、その人だけの記憶や時間がわき起ったり流れたりする、そういう作品である事がわかります。

さて私にとっても、展示はいつもその時その場、一度限りのすごくギリギリな瀬戸際でやっと成立させ得るしろものです。毎回、イメージスケッチしたり、会場の小型模型まで作ったりするのに、結局はそのときに決まる、その時にしか決められない、ずっとその繰り返しです。だいたいはからだはへとへとになり、頭ばっかり冴えて来て、それからが佳境。やっと無駄な言葉がなくなって、展示空間との飾りも見栄もない本当の対話が始まるということでしょうか。

その対話がなされたときは、いい展示ができたと思えるのかもしれません。

画像は一月のグループ展です。他者の作品とも対話をしなければなりませんでしたが、成功したかなと思っています。

20120513展示を考える


久子




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5月10日 : 2012.05.10[Thu]




久子様

歩くことについて。

ライン川の岸辺を歩きます。
緑の帯がありました。
私は帯の上を歩いてゆきました。
柔らかな草の触感の下にごろごろと大きな石の混ざった土面の凹凸。
真剣に歩いてゆくとその体がその凹凸に対応しているのを感じます。
(写真は少し前のものです)
すると足の裏からふくらはぎに、腰に背中に伝わってゆきます。
終いに脳みそをこつこつとたたかれて、少し眼が覚めました。
私は散歩が好きです。


世津子






20120513歩く事について



世津子様

私も歩く事はとても好きです。

でも世津子さんは本当に好きなんですね。

自転車で走る人、ジョギングする人、それぞれの足から感じるもの、目に見えているものは、みんな違うんだろうと思います。

歩く事でしか見えないもの、歩く事でしか感じられないことが、世津子さんは好きなんですね。

久子




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5月5日 : 2012.05.05[Sat]

5月5日メーアブッシュ


こどもの日。そして42年ぶりの日本全原発停止記念日。
原発発電がどんなに大きな負担を未来に送ろうとしているのかということを考えたい。




世津子





5月8日 浜松

世津子様

久しぶりのお便り、ありがとう。
日本全原発停止記念日。それが持つ意義の大きさを思います。

お返事に、今の浜松の五月の緑を送ります。

新緑



この緑の美しさの持つ意味は、あの日を境に変わってしまいました。もうこれ以上汚染させてはいけないんだということをあらためて強く思います。

久子




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静岡アートドキュメント2011 : 2011.12.19[Mon]

静岡アートドキュメントの展示も無事終了いたしました。

たくさんの方々に見ていただけた事に感謝いたします。

まだ私たちの写真と手紙の交換については、
展示前のような勢いで掲載することは出来ないと思いますが続けてゆきます。
それがどの様な形に進展してゆくか私たち自身も楽しみにしております。

お時間あるときにちょっと覗いてみてください。

ありがとうございました。




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静岡アートドキュメント2011 : 2011.12.01[Thu]

12月3日より11日まで
静岡アートドキュメントが開催されます。
私たちArtgaertnerinnenも旧マッケンジー邸の小さな部屋二つに『10万年の始まり』というテーマで
このブログで紹介したやりとりも含めてのインスタレーションをいたします。
機会がありましたらお立ち寄りください。

インフォメーションはこちら ・・・・>★ 

アートゲルトナリンネン
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国益? : 2011.11.17[Thu]

世津子様

久しぶりに佐鳴湖を歩きました。
午前中の柔らかい光の中、満ち足りた気持になりました。

今朝の佐鳴湖


国会ではTPPが通りそうです。
『国益』という言葉がどれだけ連呼されているでしょう。

でも、その『国益』のなかに、今朝のわたしの幸せは含まれていない気がします。

久子



久子様



ratingen.jpg

気持ちよさそうです。
こちらは夜朝零下です。

私は今年の初め頃TPPの話を耳にして、歓迎することではないと思いました。
様々な場所でコントロール不能になるのではないかと不安です。
『国益』を連呼する政治家にとって『国益』とはなんなのでしょう?

世津子
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魚屋 : 2011.11.17[Thu]

世津子様

こんにちは。
今日はあたたかい11月。ブラウスとカーデガンで過ごしています。

毎週火曜日、仕事帰りにいつも魚屋さんによってきます。
魚たちの表情がとても楽しいです。

蟹


久子






久子様

shako1.jpg


かにを買いましたか?
そういえばアトリエ近くの魚やで蟹はまだ見かけたことがありません。
私は先日シャコを買いました。調理されていないシャコは初めてでした。
これはトゲシャコというそうです。ドイツではこれをHeuschreckenkrebs=イナゴエビと呼んでいます。
海の幸が少ないドイツ人はこの生物をみてぎょっとする人も多いかと思います。
確かにこの姿少しグロテスクにも感じないわけではありませんが、尾に青が入って美しいものです。
塩湯でして、尻尾と身の両端ををジョギジョギと切ってから剥きます。山葵醤油で食べました。

本当に美味でした。

世津子

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切り口 : 2011.11.13[Sun]

久子様

今日散歩中に見かけた木の切り口です。
正面から見るとおたまじゃくしが立っているように見えました。。
面白かったので写真をおくります。



切り口といえばこんな模様の木を植物園の温室の中で見かけました。
美しい色と形をしています。

IMG_4694.jpg

今日は霧の濃い午前中でした。 霧の写真はまた後日。。。

世津子


世津子様

切り口、、文字通りの意味で、見つけるたびに楽しませてくれるかたちがいっぱいなもの、ですね。

ところで、作品を見せる事に労力を使い過ぎ、作品を生み出す楽しみを楽しめていないこのごろでした。
カメラを提げて歩いてみようと思います。

お返事はそれから。

久子




世津子様

久しぶりの散歩で見つけた切り口を送ります。文字通りでない『切り口』も送りたいものですが。

切り口切り株


久子

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空間のバランス : 2011.11.09[Wed]

久子様




台所の窓際の写真を撮ってから、他の角度にもカメラを向けて見ました。
そろそろ器を整理してすっきり減らそうと思っています。
最近は作りませんが、下手の横好き粘土遊びでどんどん食器がたまってしまいました。
我が家は大勢お客様を招くことは無くなってしまったので、食器は少なくても良いのです。
今もっている食器を半分以上処分しても問題は無いのかもしれません。
持ちものを削って行きたいとおもうこのごろなのですが、何かを思い切って減らせば何かが増える。
ひょっとして『物』を使って自分の身の回りを蓑虫のように固める必要があるのだろうか? 空間に自分から派生した(選んだ)物で埋めなければならない分量が決まっているのだろうか?
そんなことを思いながら途方に暮れています。

世津子


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窓(内側から) : 2011.11.09[Wed]

世津子様

まだ窓のお返事をしていないのですが、内側からの窓を届けたくなりました。

台所の窓


私の台所の窓です。これは嵌め殺しの方。
台所でものを作る事(お料理ってことです)、好きなんです。
(リフォームの前は庭の梅やサクランボの木が台所の窓から見えたのだけど。)

久子



久子様

窓際に置いてあるもの。色々な計量カップ。キッチンペーパーの上に鍋つかみ?真ん中と右端の器具はなんだろう?
最近片手間に料理をして、立て続けに鍋を焦がす失敗をしました。結局時間の節約にはならないばかりか、鍋磨きの時間が余計にかかりました。
料理はちゃんと心がそこにないとだめですね。
これは何事にもいえることなのだけれど。

kueche.jpg

我が家の台所の窓際です。


世津子





世津子さん

わあ、いろいろ揃っていますね。台所というよりクッキング・ラボという感じがします。
実は私は、台所という言葉より、『お勝手』が好きですが、もう死に絶えてしまったかもしれません、その言葉。

私の窓、右端は、果実酒メーカーです。これで日々ヨーグルトを作っています。真ん中のは、果汁絞り器。みかんジュースはこれで絞ったものがいちばんおいしいです。

久子

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旅に : 2011.11.09[Wed]

世津子様

私も買ってみました。
そして私も旅に出てみます。

チャトウィン


久子




久子様

Gute Reise!Bon voyage!


世津子
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昨日の私 : 2011.11.07[Mon]

久子さん

昨日の私。

IMG_6569.jpg

このガラスの向こうは小さなレストランでここで展覧会の担当者と会うことになっていました。
しかしあいているはずが閉っている。
先方とは会えましたが聞けばこのレストランは最近倒産したのだそうでした。

世津子



世津子様

担当の人と無事に会えてよかったですね。

それにしても、世津子さん、かっこいいね。カメラは、あのEOSですか?ちょっとやせましたか?

こちら、最近二キロ太った私です。私が撮ったんじゃないけど送ります。私のはGR.

佐鳴湖のポートレート


(そういえば、『二キロ太りました』って、ドイツ語の教科書の例文でした。まだ覚えてます。
  Ich habe zwei kilo zugenommen.
  非分離動詞zunehmenの過去分詞のスペル、あってますか?)

久子



久子様

Ich habe zwei kilo zugenommen.
たいしたことはありません。久子さんはもともとがかなりほっそりしていたのだし、写真で見てもまだまだほっそりしています。
私は相変わらずです。痩せて見えたとしたらきっとそれは窓ガラスのおかげでブレて写っているからなのでしょう。(ポートレート写真は今後こういう形で提出するのに限ろうか?)

カメラはEOSです。

世津子


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色と形 : 2011.11.07[Mon]

久子様


IMG_6562.jpg

オランダのフェンロ駅を降りるとすぐにLimburg Museumという郷土博物館があります。
手前の赤いふちのある屋根と赤い格子のある空間は昔のガソリンスタンドです。
昔のこのタイプのガソリンスタンドにはよくこの赤色が使われています。
直線的なガラス壁と曲線的な屋根がミスマッチです。

IMG_6556.jpg
ついでに工事現場の一場面。



世津子





世津子様

きれいな赤ですね。そしてかたちも。

カタチの方のお返事にはなりそうもないのですが、青い自販機がめずらしいので送ります。

青の自販機2

ここは、週一回教える仕事で行っているデザイン専門学校の屋上です。
ここでよくひとりでお弁当を食べます。

屋上の自販機

久子


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もようとかたち : 2011.11.06[Sun]

世津子様

今日は姪の結婚式でした。式場のすみで見つけたもの、送ります。

ソファ

久子




久子様

おめでとうございます。

さて、頁を開いてソファーが目に入った時、誰も座っていないソファーに何が見えるだろうか?久子さんが何を考えて撮ったのだろう?としばらく考えていました。 例えばこのソファーに誰かが座っていて談笑していたのだけれど立ち去ったあと。。と。
それからタイトルを見てしまい強制解決しましてしまいました。
模様と形といえば昨日オランダのフェンロという町へ行きました。展覧会場を見てきたのです。使われなくなった教会で、展覧会やコンサートなどに使われています。その教会のステンドグラスを通して色づいた光が壁に映って模様を描いていたことを思い出しました。そして教会の天井の形。。。
IMG_6584.jpg IMG_6586.jpg

美しい教会でしたが、コンサートの音響のためにところどころにパンチングボードが取り付けられていて、視覚的には感心しませんでした。

世津子



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ヒマワリを埋める : 2011.11.05[Sat]

久子様

今年7月、8月とテラスで毎日ヒマワリの写真を撮っていた事は伝えましたが
そうやって撮っているとヒマワリは枯れて命が消えて行くと思いましたが、実は逆に何かが宿っていました。
今日何ヶ月も机の上に置かれていたヒマワリを土の中に埋めました。




世津子




世津子様

平たい表現かもしれませんが、枯れた植物もまた有機体ということなのでしょうか。

逆にそんなこと、言葉にするのは、NGすぎるのか。よくわからなくなっている私です。

おうむ返しのようですが、わたしも枯れたひまわりを。

かれたひまわり

世津子さんのひまわりよりも枯れていない事に気付きました。

久子



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水の中の : 2011.11.05[Sat]

久子様

水の中にゆらゆらと揺れている草。
この写真で見るとまるで凍っているようです。




水の中と水の外では時間の経過が微妙に違っていそうな感じを受けたのです。

ところで明日は小さな個展の展示作業をしてきます。今回はブックアートです。

世津子




世津子様

水の中を撮ったのですか?!
どうやって?

確かに水の中の時間はゆっくりしているように思います。
ゆっくり、というか、なにかもう周りがすべて水なのだから、ゆっくりよりももっとゆっくりな感じがします。

だけれど、水の表面は、中には風景を入れないで鏡になって時間を止めてしまうのではないでしょうか。

お返事の画像は当を得ていないかもしれませんが。

水の表面

そして、個展展示作業おつかれさまでした。

久子



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 : 2011.11.04[Fri]

久子様


二次元的に窓を眺めれば一枚の絵のようだ。
けれど枠の向こうには世界が展開している。





世津子




わあ、楽しい窓ですね!

私も窓探しを始めてみます。

久子


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